笑い話 25

[分娩]
ある夫婦が出産のために病院へ行き、分娩室に入ると、担当医が新しい機械を持って来て言った。


「これは画期的な装置で、出産時の痛みの一部を父親に移すことで、分娩の苦しみを軽減するものです」
医師は説明を終えると装置を母体に取り付け目盛りを10%に合わせた。

すると妻の分娩の痛みが軽減した。


「大丈夫ですか? 普通はこの程度の痛みですら男性には耐えられないものなのですが」
医師が説明したが、夫はほとんど痛みを感じなかったので、もう少し目盛りを上げるように要求した。

医師が目盛りを30%に上げると、さらに分娩の痛みが軽減したが、夫はまだ大丈夫だった。

そして50%に上げても夫は耐えられたので、思い切ってすべての痛みを引き受けることにした。

医師が100%に目盛りを合わせると、妻の身体 から分娩の痛みが消え、楽に赤ん坊を出産することができた。

夫はまったく大丈夫だった。


二人は感激しながら出産を終え、医師に礼を言って病院を後にした。


そして二人が帰宅すると
玄関先で郵便配達員が泡を吹いて死んでいた。